宝石のように

「花菜…
ゴメンね?
2人で勝手に話合って
決めたことなの
だから…」



「もう
決まったことなんだね…」



あたしの不安は見事に的中した



「花菜はお父さんの方に
ついてきて欲しいんだ
学費とかお金のことでいろいろあるから
このことには
お母さんも賛成している」



今まで
一言も喋らなかったお父さんが言った



…は?



「どういうこと…?」