宝石のように

歩いている間はなんの会話もなかった







白木くんの家のアパートの階段を登る



ガチャッ…



「ただいまー」
「おじゃまします…」



「おー!おかえり〜」



中から白木くんのお父さんが出てきた



白木くんの後ろに居た
あたしに気づいた
お父さんが言った



「…あれっ?
花菜ちゃん!」