あたしは必死に抵抗した



けれどやっぱり
男の人の力には勝てなく
ものすごい力で引っ張られ
連れていかれそうになった







その瞬間










「邪魔なんですけど」









そこには
ズボンのポケットに両手を入れた
白木くんの姿…



「なんだテメェ」



「あ?どけっつってんのが聞こえねえのかよ」



そう言い
男の人達を睨んだ