私は、大河のために、頼まれていたナントカレンジャーとかいうののお面を買い、ついでに双子の弟にもお土産を買った。 みんな、お土産がないと拗ねるからなあ。 両親にも買うべきか悩んでいると、啓太の笑い声が聞こえてきた。それも、爆笑しているようだ。何事かと振り返ると、啓太が陸に頬ずりをしているところだった。 2人とも、仲いいなあ。 じっと見ていたら、陸と目があった。なぜだか、必死で首を振っていた。