【短編】☆夢の中のクリスマス☆

「私、ジュンに嫌われたかと・・・今までのは夢だったのかと・・・。」

「夢じゃないよ?俺はここにいる。」


ジュンは私をそっと抱きしめる。


「ジュン・・・だって、好きな子がいるって。」

「ん?」

「TVで言ってた・・・。」

「あっ・・・あれは・・・ユウの事だよ?」

「えっ?」


私はジュンの顔を見上げる。


「ジュン・・・?」

「ん?」

「私もジュンが・・・。」


ジュンは私の唇に、人差し指をかざす。


「僕が先に言うよ。

ユウ・・・?

好きだよ・・・。」


そして、私にキスをおとした。