【短編】☆夢の中のクリスマス☆

「もう、雪が降ってるのに何でこんな時間に出かけなきゃいけないのよ!」


私は文句を言いながら門を出た。

すると・・・。

パッ!一斉にイルミネーションがついたのだ。


「えっ?」


何が起こったの?

私は門を出ると自分の家を見返した。

そこには、サンタやトナカイ色々なイルミネーションがピカピカと光っているんだもの。

私はその光に呆然とした。

綺麗だけれど、素敵だけれど・・・いったい何が起こったの?

すると、後ろから・・・。


「おめでとう。」

「えっ?」


誰かの声がした。

私は振り向く。

えっ?何で・・・?


「何で・・・ジュンがいるの?」

「びっくりした?」

「びっくりしたもなにも・・・。」


私の目から大粒の涙が出てきた。