【短編】☆夢の中のクリスマス☆

とりあえず私は、学校の帰りにデパートに寄る事にした。

デパートがある駅はうちの駅から5つ先の駅。

私は1人でそのデパートへ向かう。


「はぁ。やっぱりこの駅は人が多いなぁ。」


私は人混みを見ただけで溜息をつく。

でも、私の街にはジュンに似合うものなんてない気がしるし。

それに、ジュンには喜んで貰いたい!

私はそう思うと背筋がピンッとした気がした。


いざ出陣!

私はデパートに向かって道を歩いていた。

そこに・・・


「ユウちゃん?」

「えっ?」


誰かが私を呼ぶ声がした。

私は周りをキョロキョロ見回した。

ん?誰もいない?


私は聞き間違いかと思ってそのまま歩こうとする。

たまたま車道を見た私。

するとそこには、車の中から顔を出しているタクがいたのだった。