【短編】☆夢の中のクリスマス☆

「いいよ。本当の事だし。」


ジュンは私にニコッと微笑む。

思わず私もニコッと微笑み返す。


「はいはい、じゃあ、早く行こう!時間がなくなっちゃう。」


さすがタク。

まとめるのがうまい!


そして、私たちはマネージャーさんの車に乗った。

そして、何故か・・・私は今、ヒビキとジュンに挟まれている。


ヒビキが私の隣が良い!なんて言い出して、それなら私が真ん中とか、意味が分からない結果になってしまい。

まぁ、一番私が小さいから、後部座席の真ん中はしょうがないと思いつつも・・・。

2人の腕が私の腕にぴったりとくっつくものだから、もう緊張!

どうしよう。顔を横向けるとジュンがいるし、反対を見るとヒビキがいるし。


「どうした?窮屈?」


ヒビキが私の顔を下から覗く。


「あっ、いや・・・。」


私は思わずヒビキの方を見たら、もう、あと10センチ位の所にヒビキの顔!

えっ?

私は思わず反対側に逃げた。