「あっ、ごめんなさい。今日は親に言っていないから。明日とか、いや、日にちが事前に決まっていれば・・・いつでもいいです。」

「そう?じゃあ、明日。」

「えっ?」

「明日・・・ダメ?」


ダメじゃない!

嬉しい。


「でも、明日も私バイトですよ?」

「7時に迎えに来る。大丈夫かな?佐々木さん。」

佐々木さんは車をいったん端に止め、手帳をペラペラとめくる。

「大丈夫だけど・・・2人で?週刊誌とか簡便よ?それに、9時からまた仕事が入っているわ。」


ジュンは少し悩んでいる。


「じゃあ、あいつらも一緒ならいい?」

「分かったわ。それならいいわよ。」