【短編】☆夢の中のクリスマス☆

「あっ、でも・・・まだ仕事の途中だから、マネージャーの車だけれど。」

「えっ?じゃあ、悪いです。」


嬉しいけれど、そんな迷惑かけられないし・・・。


「いいの、いいの!じゃあ、帰ろう?」


ジュンは私の肩にそっと手を当てる。

私の肩に・・・ジュンの手。

どうしよう、ドキドキが止まらない。


「はい・・・。それじゃ、マスターお疲れ様でした。」


私はマスターに頭を下げる。

そして、ジュンの言われるまま車に向かった。


コンコン♪


ジュンは車の窓を叩く。

すると窓がスーッと開いた。


「佐々木さん、この子送って行ってもいい?」

「いいわよ。」


この人がマネージャーなのか。

女性だとは思わなかった。

その女性は、スーツを着たきりっとした大人の人だった。