「やっぱり、こういう飾り着けは若い子がやるといいね。」


それから、来るお客さんみんなにも喜ばれた。


「綺麗に飾りつけがされて素敵だわぁ。」

「季節感が感じられていいわね。」


私は嬉しかった。

ジュン達と一緒に作ったもの。

一緒に・・・その言葉が私には嬉しかったのだ。


あの、ジュンと一緒に倒れてしまったこと。

それを思い出すとドキドキして、胸がおかしくなっちゃいそう。


私は日に日に、ジュンへの恋が増しているのが分かった。


次はいつ逢える?

いつ・・・。

これも、また夢・・・?


夢でもいい。

私はあまりに幸せすぎて、夢ならこのまま夢を見ていたい。


今の私はそう思える・・・その位すごく幸せだった。