「ほら、ユウが困っているだろ!」

ジュンはヒビキを私から離す。


「ほら、星・・・早くつけたら?」

そうやって、椅子を持ってきてくれるのは、落ち着いているタク。


「ずりぃ!何だか、お前だけ大人アピール!」

「お前らが子供すぎるんだ!。」


フフッとタクは笑い、私を見て星をつけるように促す。

私は椅子に登り、最後の星をつけた。

そして、ライト点灯!


まだ、朝なので光はそんなにわからなかったが、4人で作ったクリスマスツリーが、私にはとても眩しく、誇らしく見えた。


「みんな、手伝ってくれてありがとう!」

「いえいえ。」


そう言って、3人はまた仕事に向かった。

私は残った飾りで店内を装飾した。

そして、戻ってきたマスターには凄い喜ばれたのだった。