「おいおい!いつから、お前らそんな関係になったんだ?」

「えっ?」


私はヒビキとタクを見る。


「今、ジュン。ユウちゃんの事、呼び捨てだったよな。」


ヒビキはタクに同意を求める。


「あぁ。」

「どうなんだよ。」


ヒビキはジュンに肘で突く。


「そんなんじゃねぇよ。」

「そう!そんな何もないってば!」


私は胸の前で大きく手を振る。


「そんな、焦っちゃって余計に怪しいなぁ。」

「ユウちゃん顔真っ赤。可愛いっ!」


ヒビキは私の頭をポンポンと叩く。


「今度は耳まで真っ赤だ。」


ヒビキは私の顔に顔を近づける。