【短編】☆夢の中のクリスマス☆

私は台所にいるので、今はジュンとマスターの顔が見えない。

話し声だけ聞こえる。

私の大好きな人、大好きな声・・・。

っていうか・・・頭がパニック!

私の好きなジュンがここにいる?


本物?やっぱり、ただの似た人?それとも、夢?

ん?夢??

これは夢・・・?

そうかも。

だって、こんなうまい話あるわけないもの。


じゃあ、夢なら・・・。

このまま私・・・素敵な夢を見続けていいのかな?

私はそんな事を思いながら、オムライスを作った。

夢ならまだ覚めないで!そう思いながら、私はジュンの前へオムライスを置いた。


「ど、どうぞ。」

「ありがとう。」


ジュンは私に微笑んだ・・・。

あぁ、やっぱりジュンに間違いない。