茶碗をかやし
汁をうちやった日には
竹の棒なぞを振られ
声を上げれば
忍耐が足らんと
冬の庭
鼻水は固まり
喉を枯らした頃
雪に返る
きいろい灯りが
幸せをくれる気がした
それが愛であるかは
未だに判らず
ただ思い出
灯りは美しく
汁をうちやった日には
竹の棒なぞを振られ
声を上げれば
忍耐が足らんと
冬の庭
鼻水は固まり
喉を枯らした頃
雪に返る
きいろい灯りが
幸せをくれる気がした
それが愛であるかは
未だに判らず
ただ思い出
灯りは美しく