「……分かったよ」


「うん。それでOK」



亜季はそう言ってニコッと笑った。





「ただし、ちゃんとデートしろよ」


「ちゃんと授業出るならいいよ」



うわっ、また脅した。





でも、デート出来ないのはやだ。


亜季とデートしたいし。






「分かった。ちゃんと授業出るから」


「OK。じゃあデートしてあげる」



亜季はそう言ってニコッと笑った。





「約束だぞ」


「うん。ちゃんと授業出るならね」


「分かった!!分かったから!!」





ちゃんと出るから!!


もうそういうこと言うのはやめてくれ!!







「でも、また授業サボったら……分かってるよね?」


「…………」



コイツ、また俺を脅す気だな。