「ん~…。あ!」 『?…どうしたの?』 伸びをしながら急に何かを思い出したような顔になる。 「あのさ……」 何かを言おうとしてる智也と向かい合わせになって…また背が伸びた気づく。 「あいつに言っといて欲しい事あんだけど……」 なんだろうと首を傾げるあたし。 「あいつに…………」 智也の後ろに見える夕日が落ち始めていた……。