『りっちゃん、龍君!先帰るね!』

「はいはい。じゃあね」

「向日葵ちゃん、また明日ね～!」


最後に２人に帰る事を告げると、慣れているため、普通に手を振っていた。


教室を出ると、猛ダッシュ!


「こらー!朝倉ー!廊下を走るな!」


途中、ゆっくり歩いていたらしいみっちゃん事、担任の三井先生に追い付き、走ってる事を注意された。


そう言われましても…。

『ごめん!先生!無理です!さようなら!』

そんな注意を聞いてる余裕無いよ…。

ごめん先生!見逃して!!


まだ何か言っている先生を追い越して走り続けた。