『うそ……』 ようこ先生の隣には見覚えのある横顔……。 そう…太陽君だった。 仲が良さそうに歩いている2人。 そんな2人の姿を見て胸が苦しくなる。 この前までのドキドキとは違う……心臓が張り裂けそう……。 これ以上2人の姿を見ていたくないのに、あたしの体はまるで金縛りにあったかのように動かなくて、2人の去って行く後ろ姿を見つめるしか無かった…………。