「石田くん…」 彼の左胸に付けられた名札には 「石田」の文字。 「石田…。 石ちゃん? イッシー? イッチ? そうよ、イッチ! これから彼の事は“イッチ”って呼ぶわ!」 「イッチ?? アンタのセンス(の無さ)には恐れ入るわ~姫子」 どんだけセンスが無いんだよ??って 正直思ったけど姫子には内緒。 そうして私と姫子は 彼こと石田くんを“イッチ”と呼ぶ事に決めた。