ハッピー・クリスマス

なんとなく…
自分の名前にコンプレックスを抱く私たちは
その後、他愛もなく話し、笑い合った。

次々と出て来る豪華なお料理に
私は驚きっぱなしだったけど
美味しく完食し
今は食後のコーヒーを飲んでるの。


「あのさ」

「はい?」

「こんな俺だけど…
付き合って貰えないかな?」



本 当 に ? ?

いいんですか?

むしろ、こちらからお願いしたいぐらいなんですけど?




「本当に、私でいいんですか?」

「うん、姫子ちゃんがいい」

「じゃ、よろしくお願いします!」

「こちらこそ、お願いします」