「あの・・・友成君?」 「ごめん・・・・もう少しこのままで居させて・・・・・」 病室には外界の音もなく静寂が漂っていた。 佳奈はただただ友成君の抱きしめる腕の中でビックリするほど高鳴っている鼓動と彼の息遣いを静かに聞いていた。 そんな静寂を打ち破ったのは外から聞こえる救急車のサイレンだった。