「何だよ!ニヤニヤしちゃってさ」


「ううん、なんとなくうれしいの!友成くんの予定を私が使えて」


佳奈がそういうと、友成君はおもむろに佳奈の頬に手を当てて自分に引き寄せた


間近でみる友成くんはやはりかなりのイケメンだった


そのまま吸い寄せられるように私のそれと彼の唇が重なった


もう、何度もしている友成君とのキス


いつもは帰り際に軽く挨拶程度にするキスだったけど、今日のキスはまったく違う


ベッドの淵に座る友成君


何度も何度も角度を変えてキスをしてくる友成君


佳奈は初めて友成君が愛しいと思った


このまま時間が止まって欲しいって思った



佳奈の気持ちは確実に友成君に向かっていた・・・・・・・・。