少しマイペースだけどおっとりした性格が、私と妙に気が合って。 そんな颯太との将来を、考えたことがなかったわけじゃないけど まだずっと先のことだと思っていたんだ。 「うちの親、仕事でこっちに用事があったらしくて、急に上京してきてさ。ぜひ沙耶も一緒に食事しようって言ってるんだけど、どうかな?」 いきなりの誘いの電話に、私はビックリしつつも断るわけにいかず。 大急ぎで指定された店に行くと、颯太と雰囲気がよく似た、優しそうなご両親が迎えてくれた。 そしてそこで飛び出したのが、まさかの結婚話。