「……おはよ。いつの間に入ってきたの、あんた」 普段はあんまりあたしのベッドに入ってこないんだけどな。 落ち込んでるときに限って、シュシュールが添い寝してくれてる気がするのは、気のせいかなぁ。 部屋を出ると、キッチンから沙耶が朝食を作る音。 洗面所からははるかがドライヤーを使う音が聞こえてきた。 「あ、おはよー。ナミ」 「おはよー」 いつも通りの挨拶にホッとする。 ごくごく当たり前にみんながいる、この日常が 何だかんだで、あたしはけっこう好きだ。