「じゃあどこかお勧めの美容院教えて~」 「はいはい。えっとねぇ」 出国間際だというのに、こんな話をしてるあたしたちって、どこまで女子なんだろう。 ……でも ありがとう、ナミ。 ケンカもしたし、いっぱい迷惑かけちゃったけど。 ナミがいてくれて本当によかった。 ナミと、沙耶と、あたしと、シュシュール。 女の子4人の生活は、ホント最高に楽しかったよ……。 ナミを乗せた飛行機が、雲のむこうに消えていく。 あたしの心まで空高く吸い込まれていくようで、なんだか体が軽くなった。