Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~



颯太のマンションを出ると、空はキレイな水色に晴れ渡っていた。

まぶしい春の陽ざしに目を細め、私は大きく深呼吸した。


「……よし」


働こう。午後から今日もお仕事だ。


私の大好きなカフェ。
いつか自分のお店を持つという、大切な夢。



今はまだ少し胸が痛むけど

きっと大丈夫。

女子は、タフな生き物だから。




歩き始めた私の心に、今も響くのはあの言葉。



『今日のコーヒー、なんかいつもと違いましたよね?
すごく美味しかったです。
ありがとう』



ひとりのお客さんからもらったあの一言が

きっとこれからも、私を励まし続けてくれるんだ。