最初はキョトンとしていたみんなも、だんだんペースに乗せられていって。 「そうだったんだ」 「おめでとうナミ!」 「がんばって」 空気は一変し、あたしを応援するムードになった。 当のダイスケは何食わぬ顔でビールを飲みながら、さっさと別の話を隣の子と始めてる。 ……かばってくれたの? さっきのは、あたしを助けてくれたの? なんで? もうすぐあたし、日本を離れるのに。 今その優しさは、つらいよ、ダイスケ……。