Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~


カッとした颯太が、私の肩を乱暴につかむ。

その痛みに思わず顔をしかめた瞬間。

横から伸びてきた大きな手が、颯太の手首をつかんだ。



……帰るって言ったくせに。


反則だ。

ここで戻ってくるなんて。

反則すぎます、天馬さん。



「何、あんた?……つーか、うちの店の客じゃね?」

「今日は僕が沙耶さんを誘ったんです。すみません」

「は?マジで?」


颯太が嘲笑しながら、天馬さんの手をふりほどく。


「なんだよ、沙耶。お前、客に手ぇ出されたの? ははっ、傑作だな」


その下卑た表現に、顔から火が出そうになった。