Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~


水を打ったような静けさ。

って、こんな状態をいうんだ、きっと。


あたしも沙耶も声が出せずにいると、ナミが苦笑いした。


「ここ、激励してもらうとこなんだけど」

「……あっ……。す、すごいじゃん、ナミ!」

「でっしょー?講師のテルさんっていう人がね、あたしを推薦してくれてー」

「さすがテルさん、お目が高い! 会ったことないけどさすが!」

「そんなわけで、悪いけどあたしはこの部屋出るから」

「うん、全然へーき!気にしないで!沙耶もいるし――」


「――実は」

気まずそうな声で、沙耶が切り出した。