Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~


「いや、そーゆう面白い子、俺好きだし」

「……」


こらこら、はるか。

この『好き』に反応しちゃだめ。

深い意味なんかないんだから。『犬とか猫が好き』と同じ意味なんだから。

こんなのに、トキめいたりしたら……。


そのとき。突然、ダイスケさんが足を止めた。


「はるかちゃん」

「は、はい……っ」


何? なんで急に立ち止まるの?

なんかダイスケさん、急に顔が優しくなってない?

すっごい見つめられてるし。

え、これって、もしかして。

え、え、でも待って。あたし、今日はそんなつもりじゃ――



「駅、ここでいいんだっけ」


「…………はい?」



え、えき?


目をパチクリさせながら前方を見ると、JRの看板。


「あ、えっと、……はい」