天馬さんはまるで、子供を寝かしつけるように とん、とん、と優しいリズムで私の背中を叩いてくれた。 おそらく半分眠りながらの行動だから、時々リズムが乱れたけれど、ずっと。 男の人からこんな風に扱われたこと、今までなかった。 いつもはどちらかといえば、私の方が男の人の『お母さん』みたいな感じで。 だから、甘やかされることがこんなに気持ちいいなんて、知らなかったんだ……。 ドキドキと安心感の両方に揺さぶられながら 結局私は、そのあと一睡もできずに朝を迎えた。