「な、なんでそこで『男』が出るんですか」 「あれ、違った?」 「違います。あたし、女友達と住んでるし。ニューヨーク行ったら、きっと友達が寂しがるだろうなぁって、それが心配なだけです」 「へぇ~。女同士、ずいぶん仲いいんだ」 「超仲良しですよ。おそろいのルームウェアとか着ちゃってますもん」 クリスマスにはるかが買ってきたルームウェアの話まで持ち出して、むりやり話題をすり替えるあたし。 と、その拍子に 頭の中で、過去の記憶がふと顔を出した。