Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~


スーパーに到着した。

明るい店内にはちらほらお客さんがいて、有線の音楽が流れていた。


ふたりきりの夜道から、いきなり違う世界に来たみたい。

……なんて思う私は、やっぱり酔ってるのかな。


「沙耶さん、何か欲しい物ある?」

氷を2パック持った天馬さんがたずねた。


「いえ、特に」

「じゃあ適当につまみ買っていこうか」


おつまみのコーナーの方に、迷わず歩いていく天馬さん。

普段からこのスーパーをよく利用してるんだろう。


この人のテリトリーに今、自分がいるのだと思うと、改めて不思議な気持ちになった。