「どうも……」 おずおずと腰をおろす私。 たかが隣に座るくらいで『おずおず』なんて、我ながらちょっと変だ。 「何飲む?」 「えっと……」 手渡されたメニューを見ると、見慣れない名前のカクテルがたくさん。 「この店、酒の種類は豊富なんだ。しかもどれも美味い」 「へぇ……」 私は相づちを打ちながら、メニューに見入った。 特別お酒が好きってわけじゃないけど、こういうのを見ると心が躍る。 カクテルの名前って面白いし、どんな味だろうって想像すると楽しくなるんだ。