「じゃあ、これで失礼しますね」



そういって席を立った。



俺は馬鹿かもしれない。



ずっと名前を呼ばなかった。



名前は一番大切なもんだ。



なのに俺は・・・



それなのに俺が言う資格があるのか?



俺は・・・