倉庫の王様

文化交流とか、国際的とか。



今のご時世、俺も生徒確保のために手を打たなきゃいけないと思ったから。



「お待ちしてました、宮理事長」

「お招きいただきありがとうございます」

「噂よりお若くてビックリしましたよ」



この学校の理事長も日本人。



だから日本が好きで、この話しは向こうからもらった話しだった。



「校内を案内しますよ」



提携を結ぶことを前提でやって来た。



初めて見た海外の学校は、日本と違い自由が溢れてる気がして…。



楽しそうな学校だ…。



「学力のレベルは高い方なんです」

「そうなんですか。うちはそんなに頭よくないですけど」

「楽しい学校だと姪が言ってましたから」



この学校の理事長の姪が俺の学校にいるらしい。



顔はよくわからないし、名前くらいなら把握して来たけど…。



これはもう提携するしかない。



そのまま話しはスムーズに進み、年に数人、交換留学をしたりすることにした。