倉庫の王様

父も先生も大変だなぁ…。



あたしは店長に弟子入りするってことで進路は決まったけど。



褒めて延ばしてくれる店長だから、これからも成長できそうだし。



趣味程度で終わらせないように頑張ろ。



「先生の調子どう?」

「記憶は戻らないままだけど大丈夫みたいだよ」

「そうか。よかった…」

「心配ばっかり…ごめんね?」

「なんでサチばっかりこんな思いしなきゃいけないんだろうな…」



でもあたしは辛くないよ?



父がくれた愛情とか、今落ち着いてる先生とか。



カワイイ妹がいて、大好きなアユミさんもいてくれるから。



「あたしは幸せだよ」

「父ちゃんはいつまで経ってもサチの父ちゃんだからな?」

「うん、いっぱいありがと!!」



辛いこともいっぱいあったけど、今は心から笑えてるもん。



だから大丈夫。



あたしは世界一幸せだと思ってるよ?



「サラ泣いた!?」

「ぐっすり寝てるよ。父にもご飯食べさせたから」

「サッチャンってホントいいコ…。いつもありがと!!」



こちらこそ、みんなにありがとうだよ。