倉庫の王様

そのまま隣に座らされた。



タバコを吸う仕草も昔と同じ。



もっとキスして?



なんて言ったら困るかな…。



「せ、先生が植えたヒマワリ、いっぱい咲いたね!!」

「俺が植えたとかマジウケるけどな」

「ヒマだったみたいだよ?よくお昼寝してたし」

「もうすぐ落ち着きそうだからそしたら昼寝する」



いっぱい触りたいのに…。



先生は普通でいられるの?



うぅぅぅ~…。



「ん?なに悶えてんの?」

「さ、触らせてっ!!」

「は!?」

「触らせて…」

「どこをっ!?」

「手とか腕で満足だから!!」

「すっげぇビビった…。はい」



手…繋いでくれた…。



嬉しくてドキドキして倒れちゃうかも~!!



「カワイイなお前…」

「先生がこんな体にしたんだからね!!いつもベタベタしてたからくっつかなきゃ気が済まなくなっちゃったの!!」

「こんな体って…サチやらしい~」



恥ずかしい…。



先生のせいなのに…。