その日、みんなが帰った後にも俺は全く思いだせなかった。



4年の空白でトーヤが洋子先生と結婚してた事実を知って、俺には彼女がいて…。



実家は弟の桔梗が継ぐことになってて、俺は理事長やってて…。



あのチユが来ないことが不思議で仕方なかった。



本当にあのチビは俺の彼女なんだろうか…。



そういえば俺のネックレスしてたような…。



アレ俺のじゃね?



マジでどうなってんだよ…。



ってかこれからどうすればいいわけ?



携帯は事故の衝撃で壊れて使いものにならなくなってた。



あの女、明日も来るとか言ってたけど…。



どんな対応すればいいわけ?



これからどうしよう…。



まず俺の携帯…。



マミリンの番号ゲットしたばっかりだったのにな…。



ってかこれから俺は授業しなくていいわけ?



それってかなりラッキーだったりして…。



でも…なんだかめちゃくちゃモヤモヤする…。