スミレの趣味がよくわかった。



そりゃあ親父も反対するわ…。



「まずトイレ貸して?」

「その辺でしろ!!」

「マジ…漏れちゃう…」



うっぜぇ~…。



なんで俺んち来んの?



スミレはなんでいねぇの!?



とりあえずトイレを貸してやったら…。



「俺コレやりたかった~!!あっ、タバコ1本いいスか?」

「よくねぇよバカ!!お前未成年だろぅが!!早く出てけ」

「固いこと言わないでくださいよ~。同情してやってよ、可哀相な僕達に」

「お前みたいなのムリ。ノリ軽すぎ。髪盛りすぎ…」

「なんスかこれ!!超レトロゲーム!!」



話し聞かねぇでゲーム始めてるし…。



俺の夏休みどうする気?



しばらくしてからやって来たスミレはデカいバッグ持参…。



「しばらく泊めてね?」

「なんで!?やっと親父も静かにになったのに波風立てんなよ」

「じゃあいい!!遊和兄の知らないとこで野垂れ死んでやる!!」

「なんでそうなる!!」



年頃の女ってマジわかんねぇ…。