まぁこんなにゆっくりできんだし?



焦んなくても…。



「先生?」

「なんスか…」

「す、好きだよ?」



やっぱムリ。



お前とシたらどんだけ幸せかって知っちゃったから。



そう思うのはイケないこと?



「お前の気持ち無視したいわけじゃないけど俺もそんなに我慢できねぇんだよ」

「えっ!?ちょっ…」

「マジでイヤなら殴っていいから」

「そんなこと…できるわけないっ…」



朝とか昼とか関係ない。



お前がカワイくて、ただ俺はサチが欲しい。



きっとこれが本能ってヤツ。



サチのカワイイ抵抗はすぐに静かになった。



「先生…先生…」



こんな時くらい名前で呼べよな。



だけどシーツを握るサチの必死な感じがたまらなく愛おしくて余裕なんかなくなった。



俺、中学生みたい…。



「サチ…平気…?」

「うん…もっと…。抱きしめて…」



絶対離してやんね…。



俺の、俺の、俺の。



もう絶対!!



離してやんない。