倉庫の王様

あんなことできるくらいのヤツだからまた告られるかと思えば…。



「でも勘違いしないでね?諦めたわけじゃないから」

「そうですか…」

「じゃあね、センセ」

「じゃっ…!?」

「あたしの初チューだからね~!!」



えっ…。



今一瞬…唇が触れた気がしたんだけど…。



初チューとか言った?



ウッソ…。



女に唇奪われたの初めて…。



2日アイツの心配ばかりしてて、これからも考えさせられるわけ?



「くくくっ…。アホかっ!!」



笑うしかなかったわけで。



龍ヶ崎が去った後はなんだか気分がよかった。



おもしれぇよアイツ!!



俺にキスしやがった!!



引くとか言いつつ全く引いてねぇし!!



「宮先生が珍しく楽しそ~」

「もうどうでもいいかなって。悩むのバカらしいんスよ~」

「悩みなら聞いてあげるけど!?」

「洋子先生にだけは相談しない。間違った方に向かいそうだから」

「なにソレ!?ムカつく~。でも宮先生も悩んだりするんだね~」



一応ね…。