だけど先生の家のお風呂は別荘と違って狭い…。



密着されたらそれだけでのぼせちゃいそうだし…。



「先に…どうぞ…」

「やっぱり拒否んのかよ…」

「違うっ!!絶対拒否ってない!!これはただ恥ずかしいだけだから!!」

「はいはい、先入る」



ごめんね先生…。



あなたの要望全てには応えられません…。



先生がお風呂に入ってる間にご飯を作り始めた。



今日はサラダとスープとハンバーグ。



父が好きな目玉焼き乗せるヤツ。



ひき肉をコネコネしてた時にお風呂から出て来た先生に後ろから抱き着かれた。



「サチは今なにもできません」

「この手じゃムリだね…」

「抵抗もされない…」



んぁ!?



キス…されまくってます…。



甘いね先生…。



このまま溶けたらどうしよう…。



「ごちそうさま。あとは俺がやるから風呂入って来いよ」

「う、うん…」

「もう焼いていいのか?」

「あっ…目玉焼きも…」

「了解」



頭が働かない…。