倉庫の王様

ごめんね先生。



あたし、我慢できない。



「先生の…女関係とか…」

「当たり前のように酷かったよ?アイツ日舞やってたじゃん?舞台とか立っててさ、その筋からのファンとかいたわけ」

「あたしも初め、そのギャップに萌えた…」

「でしょ!?だからよって来たら食う。みたいな?しかも処女キラー」

「処っ…」

「病気の心配ないからね~」



計画的なチャラ男じゃん!!



最低なヤツだったね…。



「初めてなのに遊和だとあんまり痛くないってマジ!?」

「えっ、し、したことないからわかんない…」

「…………ん?誰と誰が?」

「あたしと先生…」



思い切り笑われた。



でも本当のことだし…。



最近本当にあきらめちゃったような気もするし…。



このままじゃダメだってわかってたけど今日も実際拒否ったみたいに思っちゃったかな…。



「相当マジなんだね、サッチャンに」

「そう…だと嬉しいな…」

「なんかあったら話しくらい聞くから。今日から家族としてよろしくね」

「うん!!あたしアユミさん好きだよ」

「泣かせる気かっ!!」



アユミさんとかこれからたくさん仲良くしようと思う。



先生とは…?