「ど、どうですか??」 口に合わなかったら あたし最悪だよ!? でも向井さんは あたしに笑いかけた。 「ん。うまい。」 ドキッー ってかすごい嬉しい!!! 「本当ですか!?」 「ん。 好きだよ、怜奈の料理。」 「ありがとうございます。」 家庭科の先生に 褒められるより はるかに嬉しすぎるよ。 「いただきます。」 あたしも箸を持って ロールキャベツを 口に放り込んだ。 うん、美味しい。