それからあたしたちは テレビ見たり 普通に話して過ごした。 「明日はなに 食べたいですか??」 「なんでもいいよ。」 向井さんはさっきから あたしの髪を触っていた。 そしてあたしの髪を 少し手にとって 「いつから伸ばしてるの??」 と聞いてくる。 「えっ…と… 中3からですかね。」 部活を止めてから 伸ばし続けてきた。 今では 胸のとこまである 黒髪のストレートだ。 「ふーん… 怜奈の髪、キレイだよね。」 向井さんは 微笑んで言って あたしの髪にキスをした。