LOVEファイト!

「おーい、そろそろ俺の話、聞いてもらえるか?」

「何だ、白虎」

「彼女を返す条件はたった一つだ。玄武、お前、俺に服従しろよ」

ぞわっ!

全身に鳥肌が立った。

今、コイツ、何て…。

「何だと?」

「1年生が2年生に服従するなんて、当たり前の話だろ?」

「同じ四獣神には関係ないことだろ?」

正義くんをはじめ、他の人達も眼を丸くした。

「それが気に食わない。と言うより、俺はお前が気に食わないんだよ」

正義くんは目を細め、白雨を睨み付けた。