LOVEファイト!

そう言って立ち止まった時、わたし達はあの公園に来ていた。

「全てはここからはじまったんだ」

「…うん」

「ひなさんのことは何度か見かけた。だけど声をかける勇気がなかった。何よりその時のオレじゃ、ダメだと思ったから…」

「髪を黒く染めて、化粧もやめたんだ」

「うん。…って、えっ!? おっ覚えてたの? あの時暗かったのに!」

「ううん。朱李ちゃんから昔の正義くんの写真を見せてもらったの」

「アイツっ…!」

悔しそうにうなる正義くんを見て、思わず笑ってしまう。

「アハハ。でもわたしは今の正義くんが、1番好きよ」

「ひなさん…」