そして手をつないだまま、華子は歩いていく。 『えぇー…とぉ……こっち!…かな??』 …華子も方向音痴だったのか……… 「………………。」 私が口を出したら余計に迷子になるので、黙っている 『…うん!こっちだ!いこーう!!』 ニコニコしながら歩いていく華子は、やっぱり可愛かった。